NAKAZAWAの第二世代、OSAKA夫婦ってどんな人?
株式会社NAKAZAWAの若手といえば、大坂夫婦。これから土地を買ったり、家を建てたりするお客様と“同世代”ということもあり、お客様からは「何かと親近感を抱きやすい」と評判のふたりですが、一体どんなパーソンなのでしょうか? せっかくの機会なので、自己紹介だけでなく、夫婦で同じ仕事に携わる(公私ともに過ごす時間が多い)ことも含めて、自分のことだけでなく「お互いのこと」についても話を聞いてみました。
[大坂夫婦へのQuestion]
- 優さん(妻)からみた大坂(夫)さんは、どんな人?
- 悠記さん(夫)からみた大坂(妻)さんは、どんな人?
- 大坂(夫)さんは、結婚を機に移住したんですよね?
- 仕事と家庭、一緒にいる時間が長い二人…喧嘩は?
- 最後に、ここまで読んで下さった方へ
[chapterⅠ]大坂(妻)さんに質問です。
優さん(妻)からみた大坂(夫)さんは、どんな人?
―――家庭でも職場でも頼りにされている存在であり、社長からの信頼もある方です。仕事をこなすのが早くて感心します。それは家庭の中でも同じで、すばやく効率よく家事をこなしてくれるので、妻の私からすると本当に文句が出ないほどです。厳しい面が多い中にも愛情を持ってこどもたちに接してくれて、家族の「大黒柱」になっています。明るく、話好きで、話しやすい雰囲気を持っている方だと思うので、お客様にとっても打ち解けやすい相手なんじゃないかなと思います。
また、休日は一緒にショッピングに行くのですが、お互いに好みが近く、男性としては少数派かもしれない「長い買い物も平気なタイプ」なので、一緒に買い物を楽しめるところも幸せだなぁと思っています。夫は、公私ともに頼れるパートナーです。―――
ちょっと恥ずかしそうに口元を隠しつつ、真面目に答えてくださった妻の優さん。最初の質問からパートナーである大坂(夫)さんとの信頼関係の強さをぐっと感じるコメントを頂き、柔らかい笑顔の奥に“優さん”という一個人の芯の強さを感じました。
お酒と映画と
もともとお酒につよい優さんは、夫の悠記さんとの「週末宅飲み」が習慣なのだそう。子どもたちが実家へ泊まりに行っている日は、二人で外に飲みに行くことも多かったのですが、最近は外出をなるべく控えているので自宅で過ごす日々です。よく飲むのはビール、ハイボール、ワイン…ワインは赤も白もどちらも大好きです。大坂(夫)さんいわく、家でまったり飲んでいる時には気が抜けてしまうようで、二人でドラマを見ながら飲んでいるうちにワインボトルを(優さん一人で)一本空けてしまい、気付いた頃にはごきげんで酔っぱらっていることもあるんだとか。
そんな宅飲みのおトモ(つまみ?)に何本もドラマを見ている優さん。いま一番アツい作品を教えて欲しいとお願いしたところ、ちょっと考えながら「マイ・ヒーリングラブですね!」と元気よく答えて下さいました。
「韓国ドラマなんですが、家族のさまざまな在り方が綴られていて、家族は本当に大切なものなんだなと改めて考えさせられます。おもしろくって、笑いあり感動ありのイチオシです!」
また、夫婦の地元である静岡県・山梨県が舞台として登場し、ドラマ実写化されたアニメ『ゆるキャン△』も好きな優さん。お出かけも自然も大好きな大坂夫婦にとって、ゆるキャン△を見る時間は、癒しタイムとなっているそうです。
特集ページ『andyou?南プスくらし』の川釣りの取材にお伺いした際には、慣れた手つきで魚の下処理をする姿が印象的だった優さん。休憩しながらも子ども達の様子を見守る大坂(夫)さんとテキパキと作業している優さんの姿に、普段からお互いの得意・不得意をフォローしあっている様子が見て取れるようでした。
ピンクとキティと日常
“きれいなお姉さん”な雰囲気を持っている優さんですが、家の中はピンク色のものが多く、愛車もピンク、娘の服もピンク系のものが多いそうです。かわいいものに目がなく、中でもキティーせんぱ…キティーちゃんが大好きで、部屋の中にも車の中にも娘の服にも、キティーちゃんがいっぱいなんだとか。
話に聞く限りでは、ピンクとキティーちゃんが溢れる私生活を送っているようですが、大坂(夫)さんは「もう慣れましたね!」と言い、優さんは「私の“好き”な気持ちを理解してくれているんだと思います。」と、はにかんでいました。
優さんは、社長と奥さんの良いところをまるっと受け継いだような、飾らない美しさを持つ「笑顔がキュートな人」だと思います。優しい気遣いや、分け隔てなく接して下さる中での明るい笑顔に癒される方も多いはず。株式会社NAKAZAWAにとって、公私ともに全力でスタッフを支えてくれる“大切な存在”となっています。
[chapterⅡ]今度は、大坂(夫)さんに質問です。
悠記さん(夫)からみた大坂(妻)さんは、どんな人?
―――いつも笑顔で、家族を明るい雰囲気にしてくれる存在です。自分の気持ちを表現することが苦手で不器用なところもある妻ですが、いつも自分のことは後回しで家族のことを一番に考えてくれています。基本的なスタンスを夫ファーストで考えてくれていて、仕事・プライベートともに支えてくれるよき理解者でもあります。仕事面で考えても、家族経営である当社にとって、本当に必要不可欠な存在だと思っています。―――
“イクメン”は似合わない?
周りから話を聞くと、静岡で過ごしていた(若かりし)頃は、やんちゃ坊主だったという大坂さん。今では社長から信頼されるスタッフの一人であり、2児の父でもあります。話を聞く限りでは、イクメンという言葉より「ともに育てている」という言葉の方がすとんとくるような私生活で「たぶん、料理以外はほとんど分業ですかね…?」の言葉の通り、家事・育児を積極的に受け持っているらしい。
大坂夫婦は、それぞれが『夫婦の仲がよければ自然と家族も仲良くいられる』と考えていて、夫婦が仲良くいられるようにお互いがお互いのことを理解しようとしたり、夫婦の時間を大切にしようと思っているのだそうです。こんなことを書くと、たまに作りものではと思いたくなることもあるのですが、二人の写真を見れば、そこに流れる空気がすべてを物語っているような気がします。四字熟語でいうところの「相思相愛」という言葉がぴったりの夫婦です。
おでかけが大好きな二人なので、「大坂(夫)さんにとって、二人で出かけた中で一番の思い出は?」と続けて質問してみました。
すると、間髪入れずに「新婚旅行で九州へ行ったことですかね!」といい笑顔で答えて下さいました。ハウステンボスで二人乗り自転車に乗って、昼から飲み歩きをしながら全箇所を周ったり、夜は綺麗なイルミネーションに感動したり。博多へ移動してショッピングを楽しみ、夜はまたお酒好きを発揮して屋台~居酒屋まで何軒もはしごしたり。その間も仲良く手をつないで飲み歩いていたといいます。
優さんにもお話を伺ってみると、「一週間の新婚旅行はあっという間で、でも、人生で一番思い出に残る最高の新婚旅行でした。」と、これまた幸せそう。これから先、子育てがひと段落して二人の時間がたくさん取れるようになったらまた二人で仲良く長期旅行に行きたいね〜、歳を重ねてもずっと仲良くいたいね〜、と仲睦まじく話している大坂夫婦でした。
釣り好きに悪い人はおりませぬ
大坂(夫)さんは、and you? 南プスくらしの記事でもご紹介した通り、子供の頃は毎日のように釣りをしていて、今では禁漁の季節以外は頻繁に渓流へ行ってルアー釣りを楽しんでいるようです。同業の不動産会社の方々から誘われて再燃した「釣り熱」だそうですが、釣りのことだけでなく、不動産に関する仕事の面でもいろんなことを学ぶ機会になっているのだとか。
※釣りの記事はこちら▶︎http://and you? 南プスくらし (戸川渓谷)
持ち前のバイタリティーの高さで、イワナやヤマメを(早朝から、山奥まで)追いかけ、作戦を立てながらサクサクとこなしていく性格が功を奏して“釣りの技術”も着々と向上させている大坂さん。このページを読んでくださっているあなたへ、大坂さんから「釣り好きの方は、ぜひ情報共有をしましょう!」とメッセージを頂きました。釣りの話をしている時の大坂さんは、少年のような笑顔で、ちょっとだけ眩しいです。
[chapterⅢ]大坂さんにもう一歩踏み込んだ質問です。
大坂さんは、「 結婚 」を機に南プスへ移住した?
―――そうですね、静岡県富士宮市で生まれ育ちました。山梨には結婚を機に移住しました。地元は田舎だったのですが、そもそも田舎が好きなので、将来的には同じ南プスでも今よりも「田舎暮らし」ができたらいいなと思っていて…先はまだ長いですが、老後に向けて妻といろいろと計画中なんです。―――
小中高は野球少年
幼少時代は、野球と少林寺拳法に打ち込んでいた大坂さん。少林寺拳法は黒帯まで取得した腕前で、今でも格闘技観戦が好きで、ボクシング・総合格闘技といったテレビ中継は必ずリアルタイムで観戦するのだそう。また、それらと同じくらい野球観戦が好きで、昔から巨人ファン。夏の甲子園の時期には、高校野球観戦も欠かしません。
大坂さんは、小学生からずっと野球を続けてきました。高校は、静岡商業高校(甲子園を狙えるような強豪校)で、高3の夏、最後の大会では打線の中軸を担っていました。惜しくも決勝で敗れ、甲子園には行けなかったもののチームの中で大きな役割を果たした試合でした。少年野球チームでもキャプテンを務め、1番バッターでショートを守っていたり、中学ではクラブチームの『富士シニア』で4番バッターとして活躍していたりと、野球に全てを注いできた少年時代。そんな努力と根性、チャンスを掴み取る力を評価され、中学時代には、数々の高校からオファーをもらっていたそうです。聞けば聞くほど、THE★野球少年です。
もともと運動神経がよいこともあり「実は、学校のリレーでもいつも1、2位を争うような体育祭でのヒーロー的存在だったんですよ(笑)」と照れながらこっそり教えてくれた大坂さん。足が早くて野球もうまいなんて、モテモテな学生時代だったに違いない、ちくしょう…!あ、思わず本音が。
大坂さんの根底にあるもの
野球を通して人間形成をしたつもりでいた、という大坂さんですが、今でこそ自身も『親の立場』になって色々と気付くことができたものの、若かりし頃は派手な格好でロクでもないことを繰り返し、親のありがたみも分からない少年時代を過ごしていたのだと言います。自分が親になることで(自分はあの頃、両親に大きな心配をかけていたのだ)と気づくことが出来たのだそうです。
とはいえ、朝から晩まで野球に打ち込み、他の人に負けたくない!と人一倍努力してきたことは今も活かされていて、大坂さんは「あの頃があったからこそ、根性や忍耐力もつき、どんな壁であろうと乗り越えられるような強いハートを培うことが出来たんだと思います。昔の自分があってこそです。そうしたキモチの部分では誰よりもアツいものがあると思うので、不動産の仕事にも活かしていけると思っています。」と真剣な思いを伝えて下さいました。
お客様に自信を持って紹介するために、努力を欠かさない。
自分の人生は遠回りだった、という大坂さんですが「そんな私を理解し、受け入れてくれたのが妻です。山梨と静岡という違う県で暮らし、出会うはずもなさそうな二人が出会い、結婚し、家族になりました。ここ(山梨)には私を理解し、受け入れてくれた妻の両親もいます。妻の家族は温かく、いつも親身になってくれて、私たち夫婦や家族をいつもサポートしてくれています。そんな妻の両親だからこそ仕事も一緒にしたいと思い、いつか会社を継げるようになりたいと思うようになったんです。継ぎたいという思いは、恩返しをしていきたいという思いがあってこそですよね。」と、家族へのアツい思いも教えて下さいました。
静岡に住んでいる大坂さんのご両親も夫婦仲がよく、大坂さんと2人の妹と合わせて計5人の仲良し家族です。お父様は厳しかったものの、父母ともに愛情を持って育ててくれたそうで、そんな両親にも大きな感謝の気持ちを持っているのだと言う大坂さん。自身の両親が仲良くしているのを見て育ったこともあり「夫婦は仲良くありたい」という思いも強いのだそうです。
[chapterⅣ]そんな大坂(夫)さんにズバリ聞いてみましょう。
仕事と家庭。夫婦で長い時間いっしょに過ごすことが多そうですが、ケンカのほどは…?
―――お互い「気が強い」こともあり、喧嘩はします。が、夫婦の時間を大切にしています。もちろん、仕事でも家でも四六時中一緒ですが、妻とはとても仲が良いので、関係は良好です。お互いを大切に思っていることを伝えることが大事だと思うので、記念日や誕生日、プレゼントや手紙も欠かしません(笑)
家族で出かけることも多いのですが、妻とのデートも大切です。基本的に、妻は妻で「夫ファースト」な姿勢でいてくれるのですが、こちらも基本的には「妻ファースト」です。子どもたちが大好きなのはもちろん、ですが、妻への愛情はまた別物ですね。いつまでも、妻へのこの気持ちを持ち続けたいと思っています。―――
…歯が浮くようなセリフ、という言葉がありますが、なぜか大坂さんが言うと(本当に奥さんが好きなんだなぁ。)(いつまでも幸せそうな二人でいてほしいな。)と素直に思えるから不思議です。ビジネスライクな感じでパートナーを褒めているのではなく、好きだから好きだとストレートに言える、芯の強さを感じます。あと、質問したのはこちらなのに、途中から耳とか手がムズムズしてきました。最後まで聞いた暁には、生まれて初めて、自ら“真冬の夜風に当たりたい気分”になりました。そんな感じです。
甘い台詞がサラッと飛び出す大坂さんですが、実は食べ物も甘味が大好きで、スイーツ全般が大好物です。よく「甘いものが好きだなんて、似合わない」と言われるそうですが、人は見た目が9割かもしれませんが、見た目だけで判断できるものでもありません。知れば知るほどギャップが多い方が、仲良くなる楽しみも、きっと多いはずです。
[chapterⅤ]大坂夫婦の思いとこれから
「最後に、ここまで読んで下さった方へ」
「個々の生き方」や「考え方を尊重すること」よりも同調圧力の強かった時代とは大きく異なり始めている今、私たちは30代前半という『リアルな肌感覚』を持って、夫婦であってもお互いの意見を尊重したり、お互いに大切な気持ちを伝えたり行動で示すことの必要性を感じています。」
不動産に携わる仕事では、さまざまなご夫婦やご家庭の「大きな決断」に立ち会う場面が多くあります。幸せな未来を手に入れる為の“一つの手段”として『土地を買う・家を建てる』という選択肢があるだけかもしれませんが、そこで縁あって私たちの会社へ来てくださった方には、それぞれの思いを尊重しながら『あなたにとって快適な暮らし』=幸せな未来を手にしてほしいと、真剣に思っています。
社長が築き上げてきた株式会社NAKAZAWAという会社も、いつかは世代交代や事業継承というときが訪れます。その時に、私たちがしっかり両足で立って会社を支えていくためにも、お互いが「公私ともに、何物にも代えがたい大切なパートナー」として、気持ちよく仕事をし、家庭を守り、私たち自身も幸せな未来を築いていけるよう頑張っていきたいと思います。
社長の漢気に甘えてしまうこともまだまだ多い私たちですが、身近な人から信頼してもらえるように、お客様から信頼して頂けるように、これから何十年先も「NAKAZAWAさんにお願いしたい」と言って頂ける会社であるように、日々日々、前進いたします。
今はまだ未熟者の第二世代ですが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社NAKAZAWA
取材・撮影/studio写花文(スタジオシャカブン)